2021年8月19日 照明事業部  お知らせ 

国土交通省の【新たな道路照明に関する技術公募(令和2年度)】に選定されました

【新たな道路照明に関する技術公募(令和2年度)】-国土交通省HP-とは、国土交通省による道路照明施設に対しての経済性、安全性の向上や、メンテナンスの効率化等に資する新しい道路照明技術公募です。弊社は、応募した6技術(共同応募も含む)全てが『有望な技術』として選定頂きました。選定頂いた技術は下記の通りです。

 

■停電対策照明シリーズ

停電時でも内蔵バッテリーにより点灯する停電対策照明シリーズです。防犯灯タイプでは、通常時は商用電源で点灯。停電時はバッテリーで50%の明るさで最大12時間 の点灯が可能。夜間の災害時の停電に備えたあかりは安全に避難が可能で、避難者の精神的な不安をやわらげ安心を与えます。

■照明ポールの美観保持と倒壊防止塗装

照明灯具のLED化によるライフサイクルの長期化に伴い、光沢を約25~30年保持する超耐候性フッ素ハイブリッド粉体塗装を照明ポールへ塗布することで美観を長期間保ち続けます。また、犬尿(ア ンモニア)への腐食に強い、無機系塗料をポール地際部へ塗布することで腐食防止効果を高め、長期にわたり美観と安全性能を兼ね備えた照明ポールを維持することができます。

■低ポール道路照明

5mの低ポールに取付けて片側2車線平均路面輝度0.7cd/㎡の設置基準(4H)を満足できる道路照明灯具です。照明ポールを10mから5mに低くし、照明灯具と照明ポールを一体化することで基礎サイズを大幅に縮小することが可能で、電線地中化による地下埋設物との干渉を軽減することができます。

 

■広スパン道路照明

当技術は、設置間隔40mの条件を、従来の照明ポール高さH=10m(4H)から、H=8m(5H)の照明ポールにて、光学性能を満足することができる道路照明技術です。LED道路トンネル照明導入ガイドラインでの一般道路の全ての連続照明タイプに対応可能です。

 

■照射方向自在式コンパクト高欄照明

当技術では、発光部にコンパクトな円柱形状を採用し、設置後の器具角度調整後も建築限界を侵さない形状を実現しました。さらに、端板には器具内部回帰光を利用した黄色視線誘導灯も備えた、照射方向自在式コンパクト高欄照明です。

 

 

■道路照明灯具落下防止構造

従来のステンレスワイヤと同等の引張強度を有し、船舶などの係留に使用される合成繊維ロープを採用した落下防止対策の技術です。合成繊維ロープの特徴である柔軟性を利用することで、二重構造と特殊な結び目構造を実現しました。その結果照明灯具落下時の衝撃を吸収・緩和する構造を実現し、安全性を向上させました。

 

 

 

 

 

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